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カリソン♡

[2021/02/27]

井上　靖之

皆さま、こんにちは♡

先日自分へのプレゼントに、南フランス・プロヴァンスのコスメティックブランド、ロクシタンに香水を買いに行きました。

いつもはローズを愛用しているのですが、店員さんに期間限定のローズカリソンという香りをおすすめしてもらったので、せっかくなのでそちらを購入してみました。

カリソンは、フランスのお菓子の名前なんですよ♡とのことでしたが、私はカリソンというワードを初めて耳にして、あまりぴんと来なかったので、家に帰って調べてみたところ、とってもロマンティックなお菓子だということがわかりました。

皆さまは、カリソンというお菓子を召し上がられたことはございますでしょうか?♡

カリソン♡

カリソンはアーモンドとメロン、オレンジなどのフルーツの砂糖漬けにオレンジの花の水を入れ、ひし形にして焼いたプロヴァンス地方の伝統的なお菓子です。

このお菓子が生まれたのは、15世紀中頃。
きっかけは、プロヴァンス王国のルネ王とジャンヌ王妃との結婚でした。

美しいけれど笑顔の少なかったジャンヌ王妃。
ルネ王が、結婚式では彼女に微笑んでもらいたいと願い、宮廷の菓子職人に命じて作らせたのが「Calissons d'Aix /カリソン・デクス」でした。

繊細な味わいで、見た目にもかわいいお菓子を口にして、結婚式で思わず笑みがこぼれたジャンヌ王妃。

そんなエピソードからカリソンは、“幸せを呼ぶお菓子” とも言われているそうです。

カリソンという名前の由来は、諸説ありますが、「やさしいキス」を意味する「カラン」から来ているとも言われています。

作る手間がかかる上に味が非常に繊細なので、日本で製造しているお店がなかなかないというカリソンを、ぜひ一度は本場フランスに行って味わってみたいものです♡♡

それでは、本日も皆さまにとって素敵な一日になりますように…♡

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